ブログ

残置物処理とは?

2019.10.20

残置物処理とは、そこに居住していた人がゴミや所有物をそのままの状態にして引越したり、いなくなることで処分に困ってしまったものを処理することを言います。

そのような残置物となってしまった物は、残置物が置かれている場所のオーナーや管理会社が最終的には撤去や処分を行うこととなりますが、その処理がまた大変です。

いくらそのままの状態にして持ち主がいなくなってしまったとしても、残置物の所有権はあくまでも持ち主ということになるため、残置物が置かれている場所のオーナーや管理会社だからと言って処分したあとに持ち主が現れてトラブルへと発展してしまうケースもゼロではありません。

特に、残置物の中に価値のあるようなものが含まれていると厄介です。

残置物の所有権に関しては、事前に残置物の所有権に関する法的な約束を交わしておくことで、トラブルを未然に防ぐことも可能なので、管理会社を賃貸契約の仲介役として利用していないオーナーなどは、契約書の文言に「残置物の所有権」について明確にしておくようにしましょう。

そうすることで、難しい残置物処理をスムーズに遂行することも可能となりますので、賃貸住宅のオーナーなどは最悪の事態を想定した準備を行っておくことが大切です。

お問い合わせはこちらから